唐突ですが架空請求被害にあいましたがほぼ被害額なしにできました

以前から書こう書こうと思ってた、今年、身に降り掛かったアクシデント。
大事なので、どうしたらいいかというのを先に書いておくと、「最低月1でクレジットの明細はちゃんと見ておく」これに尽きるお話。




そもそも気づいたキッカケ

いつもはクレジットカードの請求明細を細かく見るということを恥ずかしながらちゃんとやってなかったのですが、その日はたまたま、各種クレジットカードの明細をなんとなく眺めていたのです。
そうすると、普段は完全に使ってないクレジットカードに、どう考えても利用していない明細が2つほど。
片方は数万円単位で請求されていて、マジカ!!ってなったのでした。

すぐに行動

架空請求の被害に合われた方の体験談などを読んでいたので、すぐに必要なアクションを取ることができたのが良かった。
すぐに、クレジットカード会社に連絡。
で、ここで初めて知ったことなのだけど、海外からの請求と、国内の請求は処理が違うらしいです。
数万単位の請求は海外からの請求とのことで、海外請求対応窓口とやり取りとなり、担当者と会話。

(担)<全く使った覚えはないんですか?
(私)<全く無いですね (担)<関連するサービス、例えば☓☓だったりといったところも使ったことないですか?
(私)<ないですね (担)<ではお客様のご利用分ではないということで、この請求のキャンセル手続きを取らせていただきます。併せてこのカード番号については利用停止しまして、新たなカードの発行手配を実施させていただいます。

といった会話であっさりと終了。
残るは国内請求の数千円ほどの請求の方だったのですが、これが長かった…

この国内請求の請求元がヤフーだったのですが、これが長かった。
どうやらヤフーからの請求に関しては、クレジットカード会社としても、その管理を行っているソフトバンクのグループ会社と連携する必要があるらしく、はじめの電話では「使った覚えがないか?」「関連のサービスも使ってはいないか」という確認のみで一旦終了。
クレジットカード会社からSBGの会社間のやり取りが2週間ほどかかると言われていたところ、1週間ほどで連絡がきました。
その場では、家族なども利用していないですよね?という新たな確認があったあとに、「確認をとったところ、お客様名義ではない名義からの請求でしたので、こちらの請求のキャンセル手続きをとらせていただいます」ということで、晴れて使った覚えの無い明細については請求が来ることなく、無事乗り切ったのでした。

どこから漏れた?

おそらく、多くの方が気になっているところ。
私に関してはものすごく見に覚えがあったのです。
おそらく、Playstation Storeから漏れた感じです。

PlayStation Network個人情報流出事件 - Wikipedia

この事件があったあと、すぐにクレカ情報を削除して、パスワード変更などを実施していたのですが、このタイミングで漏れてたのだろうなと予想されます。
数年間請求がなくっての突然の請求被害だったので、その点だけは謎ですが…。

被害額「ほぼなし」って?

被害総額ほぼなしと書いたのは、数千円の被害のための電話のやり取りで、2k近く電話料金がかかってまして(苦笑)
ある意味被害はなしなのですが、経費は実はそれなりにかかってしまいました。

大切なこと

架空請求に対応するには、クレジットカード利用側が能動的かつ迅速に動くことも大切です。
そのためには、気付きが必要なため、冒頭で申し上げたとおり「最低月イチでクレジットカードの明細は確認しましょう」ということになります。
すごくざっくりですが、不正請求のクレジットカード会社に対する請求日から60日~90日までにクレジットカード会社が不正請求であることを認知して初めて、不正請求明細のキャンセルができるイメージです。
細かなところは各クレジットカード会社によって異なりますので、一度利用規約などを確認いただくことをおすすめします。
また、普段利用していないクレジットカードでも、必ず明細は確認するようにしてください。
私が被害にあったクレジットカードも、ここ最近はある特定の用途でしか使わない、普段は請求明細をちゃんと見ていないカードでした。
また、不正請求の明細数が増えると、その分1明細ずつ確認となるため、かなりパワーを使います。
諸々の観点から、早期発見、即連絡でカードを止めて、クレジットカード会社に不正利用であることを伝えることが大切です。