吉澤さんの件

かくします。

弱いからこそ大好きでしたし、靭やかな強さを手に入れていく様も大好きで尊敬していました。
ライブの楽しさも、考えたら吉澤さんがいたから知れたし、とにかく私の日常には吉澤さんがいて、光だった。

この事故を起こした時、吉澤さんをよく知る人たちの「馬鹿野郎!!」の裏側には、それまで吉澤さんが誠実に仕事をされてきたからこその関係性があり、それ故の深い悲しみが見えました。
そしてそれはファンも同じく。

個人的にではありますが、彼女には弱さを認めて強くなり一人で立つのではなく、弱さをフォローしあえる関係性をもっと広く持てたらどれほど彼女自身が楽だっただろうかと考えずにはいられない。
自分の作り上げてきた「アイドル」が、こういう形で首を締めることになるとは。

私はこれからも吉澤さんが見せてくれた光景を時折思い出すのだろうし、人生の一部なんだなって時折思うのだろう。
もらったものが大きくて返すことなんて到底できないのです。
だからせめて、これだけ。
あなたに出会えて幸せでした、そしていつの日か、自然体の幸せが訪れますよう。