モダンスイマーズ「死ンデ、イル。」

LOCATE
 東京芸術劇場シアターイース

東日本大震災のお話。
モダンスイマーズさんの大好きなところは、内容は鬱屈としてても、不思議と劇中で笑えるし、最後には救いなのかなんなのか、言葉では上手く表現できないけれど、光を感じることができるとこ。
モダンスイマーズへの素敵なものを観せてくれるという信頼感がすごくって、今回もやはりと。
みんなそれぞれが日々の生活でいっぱいいっぱい、自分のことしか考えられない。
「選び取ることができない女子高生」が救いがない「生活」から逃げ出す「選択」をして、自分で初めて選び取った「選択」。
ラストシーンがすごく鮮烈で、このあとはおそらく「死」が訪れると思われるのに、彼女からは「生」への喜びが爆発していた。
生きているけど「死ンデ、イル。」
死が訪れようとも「生キテ、イル。」
このラストシーンの「歓び」が頭から離れない。



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