舞台モブサイコ100

年始一発目、ピカレスクセブンから始まった3連チャン現場、2日目は舞台モブサイコ100でございます。
私は2日目ソワレ、千秋楽に観劇しました。

田上真里奈さんが出演されると聴いてから、原作を読んで、このお話を舞台化するのか、面白そうだなぁと思っている最中、原作が最終回を迎えて。
そして前日のピカレスクセブンの興奮が醒めないまま、舞台モブサイコ100を目の当たりにしたのですが、本当に良かった!!
まず感じたのは、きっとこのカンパニー、すごく良い雰囲気で稽古をしてきたのだろう、と。
なんというんですか、みんな真面目にバカをやって、真面目に遊んで、真面目に泥臭く格好悪く、その様がまさしく原作のキャラクターが飛び出してきたかのようで、モブサイコ歴浅い私も感動。


個人的に印象的だったのは、なだぎさんのエクボで、(笑)の教祖様から、まさかのエクボ(霊体)まで演じるとは!
自分が見る立場だったらそのキャラに寄り添って演じてほしいと思うから、毎日モブサイコを見て、エクボに近づけていったという、なだぎさんがおっしゃっていた千秋楽の言葉がとても印象的。

また、衝撃的だったという意味合いでは星乃勇太が一番大きかったかも。
徳川のあの威圧感からの、(笑)教徒1号の関節のない動き、何言っているのか全然わからない感じ、そして枝野というふにゃんふにゃんなチンピラ。
役によって全然顔立ちも雰囲気も違いすぎて、初見でまったくわからなかった、twitter見てびっくりよ!!

あとは脳感電波部のかわいさがたまんなくてな!!
部長については後ほど語るとしまして、部長含め雉子林、犬川、猿田がもう可愛くてな。
まさかの脳感電波部に愛おしさを感じる事態でこれは参った。
終始わちゃわちゃ可愛さを振りまいているわけですが、トメ、雉子林、猿田のコントは毎公演違っていたらしく、そういうこだわりがとてもうれしい。
あとはなんといっても主役モブくんのせっちゃんさん。
きっとせっちゃんが主役だからこそのこのカンパニーの雰囲気の良さがあったのだろうなというのは想像に難くなく、まさしくモブくんだからこそ周りも安心して自分のキャラをたたせることができたのだろうなぁと感じる次第でして。
千秋楽での涙と、トリプルカテコでのししょーへの素直な甘えっぷり、そして最後の最後でかみっかみになる天丼を忘れない、ある意味癒し方面でも最高な座長でございました、せっちゃんかわいすぎんだろ。。。


で、お目当て暗田トメちゃんな田上真里奈さん。
写真とかではそのトメちゃんっぷりを遺憾なく発揮されていたのですが、実際舞台上で、こちらが想定していた以上の暗田トメっぷりを発揮されていて私歓喜
頭の先から指先まで完全なるトメちゃんで、こんなノリノリな田上氏初めてみた。。。くらいな、ファンにとってもかなりの衝撃、笑撃でして。
そしてなんと、まさかの唯一のソロ曲まで用意されているとはね、川尻さん本当にありがとう、竹森さん素敵な振付ありがとう、もうみんなにありがとう。
昨年ラスト舞台の艶漢・六口様から、実質2週間弱くらいの稽古で、モブサイコ100・暗田トメちゃんに成り切れるなんて。
やっぱ田上さんスゴイなぁ、その役の振り幅が本当おもしろいし、どれも不思議なほど違和感がないし、だけど田上さんらしさはしっかりと残っているし。
演技だけではなく歌でも役によって全然印象変わるし、追えば追うほどそのまだ見たことのない余白を想像するのが楽しすぎて、本当に素敵な女優さん、好きになって本当に楽しい。
ところで、田上さんがモブサイコ100ファンになるきっかけは、ポッピンQで共演した、種崎敦美さんが出演されているからで、トメさんがトメさんたる所以はここにありなタノウェイのエントリーをペタッとな。

ameblo.jp



語彙力がなく申し訳ないですが、本当に良い舞台でした。
そして、前の話に戻りますが、稽古中に原作が最終回を迎えて、そして舞台を見て、このカンパニーで、モブサイコ100のラストをとても観てみたいと思ったのです。
きっとばばりょししょーは素敵に演じるんだろうなぁとか、想像がとまらなくてしょうがないのです。
そして、思わせてくれたのはキャストのみならず創り手側が素晴らしかったから。
多くの人に反応をいただいたこの場面を目の当たりにしてますます続編を、という思いが強くなる一方です。

最後に、スタッフ・出演者さまの続編への想いを載せたツイートを貼って〆。