MOはアマテラスを語りたい(ネタバレ) vol.2 #アマテラス #少年社中
タケル、アマテラス、イザナギ、イザナミについては以下で感想を書きました。
残り16人の感想を一気にだだだっと。
・ツクヨミ
考えたら前回に書いたほうがキレイだったかもしれない。
アマテラスの真実を知っていたからこそ、姉を監禁して彼なりに助けようとした。
だけど結局アマテラスのジェノサイド化は止められなかった、人を愛し育む姉が、アマテラスが好きだったツクヨミはヤマトタケルを殺そうとする姉の代わりにヤマトタケルを殺めようとした。
ヤマトタケルとの戦いに敗れ、アマテラスに手を差し出すもアマテラスには手を取ってはもらえない。
実は一番悲劇的で、そして一番人間味あふれる役柄を演じきったのは高崎翔太さん、殺陣も演技もすばらしかったです。
・スサノオ
神なんだけど、未成熟な感じで、なんだかそれがAIとは思えない。
演じるは岩田さん、岩田さんって一筋縄ではいかない役ばかりやっていそうだなーと、事前に見ていたヒーローズで思ったのですが、やっぱり一筋縄ではいかない約ドコロでした(笑)
・ニニギ
アマテラスの孫、演じたのは堀池直毅さん。
その後に書くサルタヒコとのコンビネーション最高か。
八咫の鏡(またの名をiPad)による冷静な分析、そして自分めがけて降ってくる攻撃を分析しながら軽やかにかわすこの身のこなし、たまらん。
ニニギ<アマテラスおばあちゃん
アマテラス<おばあちゃんって呼ばないで!!
この件も好きだったなぁ。
・サルタヒコ
ニニギの相方、もしくは連れ。
演じるはザンヨウコさん、よし、覚えたぞ、いつかザンさんが出る舞台見に行く。
ニニギ様との掛け合いの軽快さやら、(最初の方は)悪側の立ち位置なんだけど、なんだか憎めないおちゃめさに溢れたキャラクターでした、大好き。
そして地味に物語を展開するきっかけに関わってくる人でもあったんですよね。
アマテラスという物語が重くならないのはサルタヒコのおかげかもしれない。
ネバーギブアップ!不屈な精神で何度でもたちあがってやるぜ。
演じるは廿浦祐介さん。
義父のスサノオいわく、変態ドM、だがそこがいい。
個人的にはゾンビ化してからのコントでの「壁」に大いに笑わせてもらいましたw
・クシナダヒメ
スサノオ嫁、そして四天王の一人。
演じるは大竹えりさん。
大竹さんは3年ぶりの少年社中公演出演とのことでしたが、すげー動きまくってる!!
ヤマサチヒコ<クシナダヒメの愛はいりません
クシナダヒメマシンガン連射
アマテラス<さかってんじゃないわよ!!
更に怒ってマシンガン連射、そして
クシナダヒメ<カ・イ・カ・ン
演じるは内山智絵さん
まず武器がショットガンなのがこえーw
やはりいちばんはタヂカラオとのバトルのラリアットでしょう、敵に回したくない神ある意味No.1
セリフはほぼなかったけれども、圧倒的な存在感、そして最後の最後まで裏切らないツクヨミへの忠誠心。
【少年社中 アマテラス】
— 松本花 (@kazura8) 2017年2月13日
すべてを知っているツクヨミさまのね、苦悩を想うとね、妄想というフィルターが彼をこうみせるんだ…。
(タジカラオの立膝に座るツクヨミさま反則的に麗しいよねー) pic.twitter.com/qlsDIlV253
この絵を見た時はうわーまさしくと思ってしまった。
演じるはラブオさん、舞台は初めてということでしたが、よかったですねぇ。。。
・ヤマサチヒコ
大自然コンビの片割れ。
演じるは高木俊さん。
高木俊さんのお名前は存じ上げていたのですが、実際お芝居を見るのは初めて、彼がひっぱりだこなのはちゃんと理由があるのだと思わずにはいられなかった。
舞台を軽くするというか舞台の重さを取るというか、そしてテンポも作ってしまう、そんな役者さん。
・ウミサチヒコ
大自然コンビの片割れ。
演じるは長谷川太郎さん。
デコの突起はなんだろうと思っていたら最終日に衣装姿の画像があがりまして、でこについていたのがカニだと知った時お茶吹いたw
間とかテンポ感がずるいなー、好きだなーと思わずにはいられない。
・因幡の白ウサギ
あざとかわいいですぴょん!
演じるは中村優一さん。
動物たちは弱い役回りなんだけど、弱いなりに人間を助けようとする、けれどもツメがあまい、かわいい、憎めない、そんな存在を中村さんが演じることにより、さらに際立つ。
心の中で私は何回かわいいといったか、数え切れないぴょん。
・タヌキのポン吉
演じるは井俣太良さん。
他の3匹の動物たちとは少し役回りが違って、彼だけタケルと共に物語を歩んでいく。
やけ食いしてヤサカニノマガタマを見つけ出したりっていうのは、たぬきが幸運を呼び込む的な意味合いで置物が飾られるのに関係するのかなとか思ったり。
・不憫な舌切り雀
演じるは杉山未央さん。
動物たちの間で一番キーとなる役回り。
タケルとアマちゃんの文を届けていたからこそ、タケルがアマテラスとの戦いで倒れたときに「絶対に助けに行くから だから待ってて…」と呼びかけることができた。
それに答えてタケルは立ち上がった、そしてアマテラスは破滅への衝動を一時的にでも封じ込めることができた。
あの文が後々こんな重要な場面を担うなんて思わなかったのは、スズメの軽やかさ故だろうなぁ、だから最後ずしんときた。
・弱虫の亀太郎
カメっ!!
演じるは橋本祥平さん。
いやぁ、しょうへいへいすごいかわいいよ、なんだこの可愛い生き物。
甲羅脱ぎますはかなり笑いましたw
動物たちの中で一番弱いのだけど、劇中で一番成長したのはカメじゃないかなぁと、弱くて流される自分だけど、考えて信念を持つ。
きっと彼にしかできないんだろうな、すばらしかった。
・ゼウス
おい、靴のピカピカは反則やぞ、めっちゃ吹いたやんけ。
と、出落ちなゼウスを演じたのは山川ありそさん。
多分、各神にプログラムエラーを起こす矛盾(勝手にマジックワードと呼ぶ)っていうのがあって、ゼウスにとっては全能神なのに命令されるというのがマジックワード。
命令されていることを言われてバグった後、ウインドウズの起動音で復活とか笑うしかないでしょw
めちゃめちゃ強いのだけど、攻撃が目からビームだし、靴がピカピカしているし、娘にいちいち確認するし、あれ、まさかのゼウスもかわいい枠なのか!?
・アテナ
劇中に出てくる女性陣の中で、一番セクシーなアテナ。
演じるは三上俊さん、なんと男性だ!
お父様と同じく靴がピカピカしているんだけどそれが気にならないくらいセクシーで、この世に女として生まれた私のこの色気のなさに絶望したぞ。
彼女は愚かな人間をモデルにプログラミングされた、だからこそ彼女にとってのマジックワードは「神も愚か、だから人間が好き」。
最後の「ありがとう」は愚かさを好きと言ってくれた事に関してのありがとう、なのだろうなぁ。。。
ちょっとそれた話かもしれないですが、今回、アマテラスを田上真里奈さん、アテナを三上俊さんが演じるってなったのは、キャスティングする側が艷漢見てたからじゃないかなぁと思うのですよね。
艶漢で一番エロかったのは間違いなく三上さん演じる安里だし、しかも安里ちゃん無邪気だし。
一筋縄ではいかないおちゃめダークなトニメさんとトニメさんに扮していた六口を演じていたのは田上さんだし。
今回キャスティングがとても素晴らしく、みんなはまり役だし、みんな愛すべき存在だし、そこが何度も見ても面白いと感じたポイントなのだろうなぁ。
キャストについては以上。